Alcestが7月に日本ツアーを開催、スペシャル・ゲストに明日の叙景が出演

ポスト・ブラックメタルの始祖、フランスのAlcestが2025年7月に日本ツアーを開催。アジアを代表する新進気鋭のポスト・ブラックメタル・バンド、明日の叙景がスペシャル・ゲストとして出演する。

Alcestは、2000年にNeigeを中心にフランスの小さな町、Bagnols-sur-Cèzeで結成された。2007年のデビュー・アルバム『Souvenirs d’un Autre Monde』以来、メロディアスで幻想的なサウンドスケープでメタルの世界に新しい光をもたらしており、『Écailles de Lune』（2010年）、『Les Voyages De L’Âme』（2012年）、『Shelter』（2014年）、『Kodama』（2016年）と作品ごとに進化を続けている。Alcestの後を追う「ブラックゲイズ」のバンドの多さは、Alcestの影響力の大きさを物語る。硬質ながらニュアンスに富んだサウンドを探求したアルバム『Spiritual Instinct』（2019年）のリリース後にはパンデミックが発生、それでもAlcestの創造の旅は続き、その成果は最新アルバム『Les Chants de L’Aurore』（2024年）で聴くことができる。『Les Chants de L’Aurore』は、音楽を通して美しい別世界を探求させるというバンドのコンセプトに立ち返った作品だ。

ゲスト出演する明日の叙景は、東京を中心に活動するポスト・ブラックメタル・バンド。2022年に2ndアルバム『アイランド』をリリースし、国内外で大きな反響を得る。 2023年には初のEUツアー、また全公演ヘッドラインを務めたUKツアーを開催。同年に行われた『アイランド』の全曲演奏ライブは東京・大阪、香港、韓国での公演も即日完売。同ジャンルでは異例の注目を集めるバンドとなった。2024年8月にはシングル 『コバルトの降る街で』をデジタル・リリース。ポスト・ブラックメタル・サウンドをさらに進化させ、90年代ヴィジュアル系／J-POPの要素に大胆にもブラスト・ビートを重ねた衝撃曲が話題となった。 2025年3月12日、バンドの次なる大きなステップとして開催されるワンマン公演「Solo Concert “海を渡る翼”」が開催決定。この公演ではシングル『コバルトの降る街で』の非売品8cm短冊CDが配布される予定となっている。

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