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イギリス・ノッティンガム出身のオルタナティヴ・ロック・バンド、Panchikoが2020年の再結成後2枚目となるアルバム『Ginkgo』を2025年4月4日(金)にリリースする。
Panchikoは1997年に結成。ドリームポップ、ノイズポップ、シューゲイズ、トリップホップ、ネオ・サイケデリアなどを融合させたサウンドを奏で、ジャケットに吉住渉の『ミントな僕ら』のコラージュを使用した自主制作盤『D>E>A>T>H>M>E>T>A>L』を約30枚のみ制作、2001年に解散していた。しかし2016年に4chanの匿名ユーザーにより再発見され話題となり、2020年に再結成。『D>E>A>T>H>M>E>T>A>L』はリマスター版がリリースされ、バンドは2022年に初のアメリカ・ツアーも開催。2023年には正式な1stアルバムとなる『Failed at Math(s)』をリリースした。
2ndアルバム『Ginkgo』について、メンバーのアンディ・ライト(Gt. Key.)は「今回のプロダクションはこれまでの10倍のスケールになった」と語る。先行リリースされている「Shandy in the Graveyard」ではラッパーのbilly woodsをフィーチャーし、バンドが自身の青春時代とライブに集まる若い観客層に思いを馳せている。その若々しいスピリットは楽曲のサウンドにも表れており、トリップホップとオーケストラ・フォークを自在に行き来するプロダクションが新鮮な音の対比を生み出す。彼らが10代の時に制作したデモ音源である『D>E>A>T>H>M>E>T>A>L』がファンを惹きつけたのがストレートな表現だったように、今作『Ginkgo』にも変わらぬ誠実さが貫かれている。
タイトル曲「Ginkgo」ではオウェイン・デイヴィス(Vo. Gt.)が〈君は葉を落とすよう命じる/イチョウの木は意のままに枝を曲げる〉と歌う。コントロールの限界、協力、そして運命についての思索を描いたこの楽曲は偶然と芸術性、そして明確な意志によって復活を果たしたバンドにとって相応しい、瞑想のような1曲に仕上がっている。
■ Release
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Panchiko – Ginkgo
□ レーベル:Thomason sounds / Inpartmaint
□ 仕様:Digital / CD / LP
□ リリース:2025/04/04
□ トラックリスト:
1. Florida
2. Ginkgo
3. Shandy In The Graveyard
4. Honeycomb
5. Shelled and Cooked
6. Lifestyle Trainers
7. Chapel of Salt
8. Vinegar
9. Mac’s Omelette
10. Subtitles
11. Formula
12. Rise & Fall
13. Innocent
Author
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