2000年代初頭のジャパニーズ・シューゲイザーを代表するburrrnが、ニュー・アルバム『without you』をCDとLPで10月16日(水)にDREAMWAVES RECORDSからリリースする。
2005年に東京で結成し、その後は死んだ僕の彼女やPlastic Girl In Closet、CAUCUS、sugardrop、少女スキップらと東京シューゲイザー・シーン隆盛の一役を担っていたburrrn。長い間、活動休止状態だった彼らがにとって、本作は約13年振りのニュー・アルバムとなる。
本作は、「和製Sonic Youth」とも形容されていた2011年発表のデビュー・アルバム『blaze down his way like the space show』以来となる2ndアルバムで、マスタリングはRideのフロントマン、マーク・ガードナーが担当。デビュー・アルバムで顕著だった、うねりを伴いながら歪む初期衝動的な轟音サウンドからはやや距離を置きつつも、曲ごとに表情を変えるこだわりぬかれたサウンド・プロダクションが白眉で、再結成後のMy Bloody ValentineやRideらの作品を彷彿とさせるような「現行シーンとのシンクロとアップデート」を見事に体現させた充実作となっている。My Bloody Valentineの『mbv』な雰囲気を感じさせるノスタルジックな前半、中盤からはRideやAlvvaysらのポップ・チューンを想起させ、以降は静と動をバランスよく配した楽曲が続き、古参ファンからburrrnを初めて知る方々まで十分に楽しめる全10曲を収録。
また、ニュー・アルバムのリリースに伴い、デビュー・アルバムである1st『blaze down his way like the space show』がCDとLPでリイシューされる。
2011年発売当初、『SHOEGAZER DISC GUIDE』監修などで知られる音楽ライターの黒田隆憲氏から「男女ヴォーカルのMBV的浮遊感と、変則チューニングのソニック・ユース的音響が融合した驚愕の音。本当に日本のバンドですか?」とコメントが寄せられた『blaze down his way like the space show』。現在も海外のシューゲイザー・ファンから熱い支持を得る本作は長年廃盤となっており、満を持しての再発となる。さらに、リマスタリングは同じくマーク・ガードナーが担当。きめ細やかなサウンド構造へと生まれ変わり、音の輪郭が浮き彫りとなって立体感も激増。現在のシューゲイザー~ドリーム・ポップのファンにも届くこと必至な仕上がりとなった。
■ Release
burrrn – without you
□ レーベル DREAMWAVES RECORDS
□ 仕様:CD / LP
□ 品番:DW013(CD)/ DW012(LP)
□ 価格:¥2,750(CD)/ ¥4,950(LP)
□ リリース:2024/10/16
□ トラックリスト:
1. vague words
2. your sweetness
3. full of light
4. passing rain
5. bang doll
6. flirtation
7. birei
8. always alright
9. destruction
10. lovers’ interlude
burrrn – blaze down his way like the space show
□ レーベル DREAMWAVES RECORDS
□ 仕様:CD / LP
□ 品番:DW011(CD)/ DW010(LP)
□ 価格:¥2,750(CD)/ ¥4,950(LP)
□ リリース:2024/10/16
□ トラックリスト:
1. coming place
2. song without words
3. eye’s in motion
4. sweet breath
5. fruits of wisdom
6. picture story show
7. fog
8. I don’t wanna think
9. silent days
10. shut my eyes
■ Profile
burrrn
https://lit.link/en/burrrnofficial