DawnLuLuが3rd EP『雪のゆくえ』をリリース、初のフィジカル作品となる1stミニアルバム『hemma』も発売

DawnLuLuが3rd EP『雪のゆくえ』をリリースした。本作はHIP LAND MUSICによるデジタル・ディストリビューション&プロモーション・サービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしている。

『雪のゆくえ』は、冬の曲をつくりたいという想いから生まれた楽曲と、それらの世界観を補完するインスト曲を収録した、全4曲からなるEP。冬の寒い朝、外に出た時に鼻がツンとする感じや、寒さに少し心がワクワクするような気持ち、夜の帰り道になんだか少し寂しくなる感覚、そうした冬独特の空気感のすべてが詰まった作品となっている。

4曲のうち3曲は歌の心地よさを意識して作られた。特に本作のリードトラックである「水面」では、冬の静けさの中穏やかに響くアコースティック・ギターとピアノの音色に、コーラスを重ねて繰り返される情景豊かなリフレインが、リスナーもつい口ずさんでしまうような印象的なフレーズとなっている。一方、DawnLuLuとして初となるインスト曲「yukinoyukue」は、他3曲の完成後に、それらに着想を得てピアノとギターの流れるような即興により生まれた。雪が溶け、川や海に流れていき、その先に訪れる春の様子がうかがえるような、美しさや希望が感じられる楽曲となっている。

DawnLuLuは、本作のリリース直後となる3月22日（土）に、活動開始後初めてのライブを下北沢ラプソディーで開催することを発表している。既発曲も含めたすべての曲がライブとしては初披露となるが、ライブではこの『雪のゆくえ』の収録曲からも披露される予定だ。

さらに、同ライブよりDawnLuLuとして初のフィジカル作品となる1stミニアルバム『hemma』の販売も開始される。当作品は、2nd EP以前の発表済みの楽曲を再解釈・再構成し、新たに2曲のインスト曲を収録するなど、デジタル・リリースのフィジカル化とは一線を画した意欲作となっている。デザイン面においても、メンバー撮影の写真を取り入れ、細部にもこだわったつくりとなっており、実際にCDを手に取って楽しめるようにとの想いを込めて丁寧に検討を重ねて制作された。

『hemma』はそういった制作時の意向を踏まえ、当面はライブ会場や店頭など、直接手にして受け取ることができる場所でのみ販売される予定だ。今後のライブや店頭販売等の詳細については、DawnLuLuのXアカウント等のSNSで順次発表されるとのことで、気になる方はチェックしてほしい。

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