タイのシューゲイザー・アイドル、Fingers CrossがデビューEP『Early Birth』リリース

タイのシューゲイザー・アイドル、Fingers CrossがデビューEP『Early Birth』をリリースする。先行シングルを含む全6曲を収録。

Fingers Crossの長く美しい旅路となった『Early Birth』は、グループのコンセプトである「Keep Your Fingers Crossed」を体現し、幸運を祈る気持ちが込められている。また、シューゲイザーのみならず幅広いバリエーションを展開。それは「ジャンル」だけではなく、Fingers Crossの楽曲の中にあるストーリーやコンテンツにも当てはまるものだ。

『Early Birth』は、社会や政治の中で生きていくために闘い、ロマンスが生まれるまでの様々なストーリーを描く。希望に満ちた選挙について歌った「Election」や、デモの参加者が政府に攻撃されたり嫌がらせを受けたことに対する抗議のために書かれた「Fight for The Future」など、政治的なメッセージも多く含まれている。一方、1stシングル「The Flash」では前進を妨害するものについて、2ndシングル「Town Under Tears」では片思いの人々が結束して作り上げるユートピアを歌う。「Wipe the slate clean」では以前のように自分を愛せない気分、「Theory」はカルト信者の罠が二人の関係に混乱を招く儚い物語を描く。

アイドルという輝きの下で、Fingers Crossはアートで世界を変えることができると信じ、自分たちのエネルギーが幸せやエンターテインメントを提供する以上のものであることを望んでいる。

なお、『Early Birth』は2022年1月1日にデジタルリリース。限定カセットは2021年末のリリースを予定している。

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