ミシガン州グランドラピッズ出身のミュージシャン、サム・ホールによるソロ・プロジェクト=ghost orchard(ゴースト・オーチャード)が、新作アルバム『rainbow music』を11月4日(金)にWinspearからリリースする。
『rainbow music』はサム・ホールとって“忍耐と瞑想のコラージュ”といえる作品で、2020年の夏から2021年の春にかけて2回に分けて作曲し、季節といった繊細で感知できないニュアンスや、ある日を振り返ると自分の精神全体が変化していることに気づくような深い感情の機微を表現した。また、自宅の家具や観葉植物を選ぶように、ローファイ・ポップ/エレクトロニカ/ブレイクビーツといった要素が巧みに配置。90年代の電子音楽のようなニュアンスを感じさせつつ、近年のシューゲイズを通過したフォークトロニカや、No Busesのフロントマンによるソロ・プロジェクト=Cwondoとも通ずるようなサウンド・スケープが広がっている。
なお、アルバムには家のアップライトピアノを修理した調律師や、Bennett Littlejohn(HovvdyとKaty Kirbyのプロジェクトも手掛ける)が参加している。
■ Release
ghost orchard – rainbow music
□ レーベル:Winspear / Inpertmaint
□ 仕様:CD / Digital
□ 品番:AMIP-0299
□ リリース日:2022年11月4日(金)
□ 価格:2,400円(+税)
□ トラックリスト:
1. rest
2. jessamine
3. cursive
4. maisy
5. cut
6. soot
7. memory storage
8. dancing
9. bruise
10. sweet song
11. comfort (rainbow)
■ Profile
ghost orchard(ゴースト・オーチャード)
サム・ホールによるソロ・プロジェクト。高校生の時に音楽制作を始め、2015年にフルアルバム『Poppy』を自主でリリース、2016年にOrchid Tapesから再リリースされた。同年に2枚目のフルアルバム『Bliss』を、2019年に『Bunny』を発表。90年代的なローファイとヒップホップ、エレクトロニカが融合したサウンドで話題となり、The Lemon Twigs, Barrie, Slow Pulpなどを排出するWinspearと契約。2022年に待望のフルアルバムを発表。