インディー・ポップ・バンド、梨炭酸（pear soda）が新ヴォーカル加入後初となるデジタル・シングル「MIDORI」をリリース

東京を拠点に活動するインディー・ポップ・バンド、梨炭酸（pear soda）がデジタル・シングル「MIDORI」をリリース、ミュージック・ビデオも公開された。

2022年の活動開始以来、インディー・シーンで注目を集める梨炭酸（pear soda）。台湾でのiTunes Storeチャートインや、テレビ朝日『#スーパー山添大作戦』2023年8月エンディングに抜擢されるなど快進撃を続けていた最中、前ヴォーカルが昨秋脱退。meiを新ヴォーカルに迎えての活動再開が4月に発表されていた。

「MIDORI」は梨炭酸（pear soda）らしさを保持しつつ、新たな一面を覗かせる初夏にぴったりなナンバー。活動休止中に、OTW（Gt. Vo.）が台湾を舞台とした音楽漫画『緑の歌 – 収集群風 -』に触発されたことをきっかけに制作された。ドロップDチューニングや各種リヴァーブを使用した重厚なギターと、独特な空気感を醸し出すツイン・ヴォーカルの融合が特徴で、90’sグランジ〜シューゲイズや初期エモの影響を受けつつ梨炭酸流のオルタナティヴ・ロックに仕上がっている。ダークさや激情を醸し出すイントロのインパクトに加え、転調を繰り返す浮遊感、脱力感のあるヴォーカルの掛け合いも中毒性が高い。サビではバンドの真骨頂である切なさやピュアさのあるメロディの爆発力が光る。少女が恋や好きなものに触れて感じた焦燥感や憧憬、心象風景を散りばめた歌詞にも注目だ。

レコーディングは、メンバーがこよなく愛する高円寺近くのPIGスタジオで行われ、うすば（Dr.）がミックスとマスタリングを担当。MVでは波浮すわ（水槽とクレマチス）が主演を務め、メンバーと波浮すわがネオ中華の世界観で対決する内容となっている。

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