シューゲイズからインディー・ポップ、エレクトロニカにまたがるサウンドで注目を集めるフランス・リールのアート・ポップ・バンド、Tapewormsがシングル「Puzzle」をmusic websiteからリリースした。
今年3月にリリースされた前回のシングル「IRL」は、Consequence of Soundでトップ・ソングス、David Dean BurkhartとRyan SchreiberのRight Now playlistsに選出されるなど、高い評価を得た。「IRL」のリリース後、バンドはEU & UKツアーを敢行。さらに、活動の一環としてTwitchでの配信を毎週行っていた。
今作「Puzzle」が繊細に紡ぐのは、気怠い夏の太陽と、どこか懐かしくなる思い出の暖かさで織りなす、ビター・スウィートな音速タペストリーである。バンドはシングルのリリースと同時に、ニューヨークを拠点とするレーベル、music websiteへの所属も表明した。music websiteは100% ElectronicaのマネージャーであるChris Burdenと、プロデューサーのVitesse Xが設立した新レーベル。
Tapewormsは現在、music websiteからリリース予定の2ndアルバムを制作中。2024年中にはUSでのライブ・デビューも計画している。リンクからSNSをフォローし、是非Tapewormsのループにハマってほしい。
■ Release
Tapeworms – Puzzle
□ レーベル:music website
□ 仕様:Digital
□ リリース:2023/06/28
■ Profile
Tapeworms
Tapewormsはマーゴットとエリオ&テオ兄弟によって結成されたフランスのアート・ポップ・トリオ。シューゲイズとインディー・ポップ、電子音楽をダイナミックに融合したサウンドは、意欲的な実験とジャンル境界を押し広げる試みの表明だ。彼らのサウンドの万能具合は、現代のポップとフレンチ・エレクトロニカ、さらにはJ-POPの要素を組み込んだデビュー・アルバム『Funtastic』(2020年9月)に表れている。Tapewormsの歌詞は、甘酸っぱくて向こう見ずなノスタルジアから生を讃える肯定感まで、日々の浮き沈み、豊かで多方位的な感情を探求する。ロー・スラングなスタイルと分厚いギターで突き進めるポップ・ミュージック。バンドは2024年中にmusic websiteからリリース予定の2ndアルバムを制作中。
(翻訳協力:鈴木レイヤ)